スガシタの眼〜深層海流を読む 第106回 2007年02月05日
前回、予想した通り、平均株価はついに昨年4月7日の高値1万7563円を奪回した。しかしその後、株価の勢いが衰えて今日(2月5日)現在は1万7000円の大台を再び割れそうな雰囲気だ。なぜか、株価は一進一退を繰り返している。日経ビジネス誌2007年1月29日号の"景気深読み"というコラムで三菱UFJリサーチ&コンサルティング投資調査部長の嶋中雄二氏は「景気は年初から緩やかな下り坂に」と予測している。つまりマクロ経済の見通しからみて株価は景気の減速を織り込む調整局面と言ってもよい。だから一気に株価上昇とは中々いかない。しかし一方で、安倍政権の支持率が下がり、政治的にも経済的にも難しい局面のわりには株価は底固いともいえる。今後は果たして円安の流れが変わるのか!?2月に結局日銀は利上げに踏み切るのか?などなどに注目したい。またもし安倍内閣の支持率がこのままジリ貧となった場合、来年度予算案が国会で成立後の4月に内閣改造を決断し、人心一新するという勝負に打って出るかどうか?そこが今年前半の最大のヤマ場となる。交友・交遊録のブログのほうはGMOインターネットのJUGEMUサイトに連載中なので省略するが、年末年始に読んで役に立った記事や面白かった書物を次回は久方ぶりに掲載してみようと思います。とにかく最近は「まだはもうなり、もうはまだなり」という古来兜町に伝わる相場格言を思わずそらんじている毎日です。
追伸
今週発売のサンデー毎日「兜町が探し始めた『ポスト安倍』銘柄」に筆者の「政治と株価」に関するコメントが紹介されています。
また、本日発売の雑誌「株式にっぽん」に"国富倍増相場が今始まる"というセンセーショナルな見出しでロングインタビュー記事が掲載されています。
以上、ご参考まで。
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