スガシタの眼〜深層海流を読む 第99回
2006年07月11日
今回の話題はなんと言っても北朝鮮のミサイル発射。
小泉首相の「どういう理由があるにせよ、北朝鮮には何のプラスもありません」というコメント通りだと筆者も思うが、先方は何か大きなプラスを期待してやっていることは間違いない。
北朝鮮の核ミサイルの射程距離に日本列島がすっぽり入るということになると、放っておくこともできない。そこで日本が国連で北の制裁決議を実施しようというのは当然のことで、国連安全保障理事会のメンバーのほとんどが賛成の意向だ。ところが中国とロシアは反対。
その結果、採決を延期ということだが、いくら平和ボケした日本政府でもこのままウヤムヤにされたのではたまらない。ようやく政府首脳も重い腰をあげて、先制攻撃(敵地攻撃)の検討を開始したが、これまた当たり前の話だ。外交交渉で決着できない場合は武力衝突というのが歴史の教訓だ。
いくらこちらが武力衝突を好まなくても、もし北朝鮮が首都東京を狙ってミサイル発射するような可能性が高まれば、先制攻撃は止むを得ないし、いつでも反撃できる戦闘体制を、日頃から準備するのは政府首脳の責務である。この際、対北ミサイル首都防衛会議というような名称のプロジェクトチームを今こそ立ち上げるべき時だ。
その一方で、できうる限り北朝鮮との平和交渉、和解の対話を根気強く続けるという両面作戦が必要だ。とに角、隣国・韓国のノムヒョン大統領が言うように「日本はこの際、北の危険度を世界各国に訴えて大騒ぎすればよい。」
(注:このフレーズはかなり皮肉とユーモアを混じえて書いたつもりだが…)もしそうでなければ、いずれ、日本に新しいナショナリズムが台頭し、日本の軍事力の強化、核兵器開発、保有の声が高まってくるという最も恐ろしいシナリオが浮上してくる可能性もゼロではない。
さて、北朝鮮リスク、日銀のゼロパーセント離脱、利上げといういわば内憂外患で株価も波乱局面が続いている。相場格言に「波高きは天底の兆あり」とあるが、底値近辺で波乱相場が続けば、"底入れ近し"のサインと見るが、果たしてどうであろうか!?
最後に"文化活動"にチョッと触れると、
7月3日、東京国際フォーラムでシャネルのファッションショーを拝見。
7月5日、SG信託社長のフランソワバーべ氏とパレスホテルのスワンで昼食。
同日、六本木狸穴(まみあな)のアメリカンクラブで朝日新聞の著名コラムニスト船橋洋一氏を囲む夕食会。
7月6日は、フレッグインターナショナルの藤本社長の招待で六本木のおしゃれなレストラン・バーに立ち寄る。前日がオープニングパーティーでなんと2000人?は来訪したという!!
翌7月7日は、東京を午後1時頃出て、京都駅経由、滋賀県の南草津駅へ。立命館大学琵琶湖草津キャンパスの経営学部で講義。日帰りで東京に戻り、
翌土曜日はクラブコンシェルジェの主催で、恵比寿のウェスティンホテル22階のコンチネンタルレストランでスイスからやってきたダイヤモンドの専門家達と昼食会。仲々面白い話だった。
こういう話はきりがないが、もうひとつ最後に7月1日の週末には大阪で高校の同窓会。奈良県立奈良高校の旧友の懐かしい顔を見て、なんだか元気が湧いてきた。
チョッと長くなったので、注目の本はまたまた次回に!?
Sugashita Financial Service Ltd.