スガシタファイナンシャルサービス株式会社
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菅下清廣プロフィール
  菅下清廣スガシタファイナンシャルサービス株式会社代表取締役社長
 
 
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スガシタの眼〜深層海流を読む 第85回     2005年12月06日

12月3日、夕刊フジ主催の個人投資向けの株式投資講演会で「大化け株候補」と題して"俊足成長株の見つけ方、考え方"をテーマに約2時間話した。
会費3万円と個人にとっては安くない有料講演にもかかわらず、20名以上の方々が熱心に聞き入ってくれた。当日、「2006年の株式市場にはおおいにチャンスがある。中でもソフトバンクグループの株価上昇!!」を予想した。

最後に、「株価が天井に近づいた時を見極めるにはどうしたら良いだろうか?」という質問があった。良い質問だと思った。
株式市場が強気で占められている時こそ下落リスクを忘れてはならないからだ。講演会場では「絶対的な指標(サイン)はない。株式相場は心羅万象だ。人の心、世の中の動きを注意深く見守るしかない。」答えた。しかし週末静かに考えてみると、2006年には少なくとも2つのリスクがあることに気づいた。
そのひとつは内なるリスクだ。すでに小泉首相が公言しているように、ポスト小泉をみすえて権力闘争が始まっている。もし改革続行を主張するグループと反小泉グループが対立抗争して、政治のリーダーシップが揺らぐようなことになれば財政再建も景気対策も中途半端なものになり株価は下落する。
もうひとつは外なるリスクだ。なんといっても米国の景気、米国の株価が順調であることが日本の株高シナリオの前提条件となる。もしブッシュ政権に異変が起こったりして、米国株価が急落するようなことになれば、日本の株価の見通しもかなり不透明、不安定になることは避けられない。

以上2つのシナリオがチラホラ見え隠れするようになれば当面の株価天井のサインとなるかもしれない。しかし、日本のあらたな株高は始まったばかりだ。今すぐに下落リスクを気にする必要はないだろう。もしソフトバンクの株価が年末年始に向かって筆者の予想どおり、力強く上昇するようなら、いよいよ来年前半はデジタル産業関連株が株式市場全体をけん引するスケールの大きい上昇相場がスタートするであろう。

そこで今週注目の本は、スガシタ文庫より、前から読みたいと思っていた
『グッバイ・ジャパン』50年目の真実 ジュセフ・ニューマン 朝日新聞社
"日米開戦前夜の緊張感が今にも伝わってくる。秀作だ!"
ほかに
「志高く 孫正義伝」井上篤夫 実業之日本社
"ここには私の知らない孫正義がいる"という孫氏自身からのメッセージが帯にでている。

「ケイタイ+マンガ 日本発ブロードバンド革命」藤原洋 講談社+α新書

今、話題の「下流社会」三浦展 光文社新書も面白かった。

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