スガシタファイナンシャルサービス株式会社
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菅下清廣プロフィール
  菅下清廣スガシタファイナンシャルサービス株式会社代表取締役社長
 
 
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スガシタの眼〜深層海流を読む 第78回     平成17年08月30日

皆さん、暑い夏をいかがお過ごしでしょうか。
遅ればせながら誌上にて暑中お見舞い申し上げます。

先週は夏休みということで、メルマガの配信が今週となりましたが今回の話題はなんといっても総選挙の行方。政治に日頃あまり関心のない方々もホリエモンことライブドアの堀江貴文さんが広島に乗り込んだり、女性の刺客候補を多数擁立したりということで、これまでにはなく盛り上がっているのではないでしょうか。
おそらく投票率は上昇し、21世紀の日本の針路を決定づける重要な選挙となるはずです。
今回の選挙はただ郵政民営化に賛成か反対かを問うだけでなく、戦後体制、官主導による政・官・業の協調による統制型社会を続けるのか終わらせるのかを問う選挙となります。
つまり官主導から民主導の競争型社会への変革をめざす選挙となるでしょう。

戦後の荒廃から奇跡の高度成長を成し遂げるまでは、政官業の鉄の三角形がうまく機能し、日本は世界第二位の経済大国となりました。
しかし90年代初めには、この統制型社会、社会主義的な仕組みによって日本経済は活力を失いバブル経済崩壊へと帰結しました。
今求められるものは政官業の癒着を断ち切り、自由競争の社会を招来し、日本経済のダイナミズムを取り戻すことです。

官主導から民主導へ。
大きな政府から小さな政府へ。
統制、規制型社会から競争の中で創造力溢れる社会へ。

その象徴が郵政民営化法案です。

ですから小泉首相のいう「郵政改革ができなくてほかのどのような改革ができるか?」というメッセージは誰にもわかりやすく、おそらく9月11日の結果は小泉自民の勝利ということになるでしょう。
すでに東京株式市場は小泉自民の勝利、改革進行、デフレ脱却、景気の踊り場脱出などを織り込む株高相場が始まっています。
政府の介入はできるだけ小さく、民間が大きくなる政策を取れば経済が活性化します。
そのためには規制緩和を進め、新事業、新技術、新サービスをひっさげた新しい企業が何百何千いや何万社もジャスダック、マザーズ、ヘラクレスなど新興市場に上場されるような経済環境(インフラ)をつくることが急務です。

筆者がいつも解説しているようにデジタル情報革命の開花イコール日本復活のシナリオです。その意味でも9・11の投票結果はまさに日本の政治、経済にとっての“関が原”となります。日本がバブル崩壊、経済敗戦と決別できるかどうかの試金石(しきんせき)でもあります。


今回の注目本


「自民党を壊した男 小泉政権1500日の真実」
読売新聞政治部 新潮社

経済系では
「市場間分析入門」パンローリング社を再読した。

エンターテイメント系では本の題名がいかにもおしゃれな
「ハバナモード」村上龍著 KKベストセラーズ
石田衣良さんの最新作
「東京DOLL」講談社

追伸:
ダイヤモンドザイなどの掲載銘柄に関して個別の銘柄相談のお問い合わせには一切ご返事しておりません。どうかご容赦の程お願い申しあげます

 

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