スガシタの眼〜深層海流を読む 第77回 平成17年08月09日
8月8日、参議院本会議で郵政民営化法案が否決された。
小泉純一郎首相は同日3時から臨時閣僚会議で解散総選挙に打って出る決意を表明した。
まさに“郵政民営化解散”となり、その是非を国民に問う形となる。
先週末から東京株式市場は政局不安を懸念して下落していたが当面の不安材料を織り込んで株価は反発に転じるのではなかろうか。
なぜなら、企業業績は依然として好調で対米、対中国輸出もそれほど減少していないという。
企業の設備投資意欲は回復しており、個人消費も持ち直しつつある。
まだまだ日本経済はまだら模様で良い所と悪いところの差は大きい。いわゆる二極化現象が続いているが、先行きに明るい見通しがでているのも確かだ。
六大都市圏の主要な土地の下落も歯止めがかかり、一部地価の上昇も始まっている。
政府も景気は踊り場から脱出しつつあるという見通しだ。
為替市場でもやや円安の流れでありデフレ脱却の期待は一層高まっている。
だから暑い夏が過ぎれば日本の景気と株価はいよいよ2006年以降の本格回復を先取りした動きが出てくる可能性が高い。
とくに新興市場は近い将来、日本のデジタル情報革命の開花を買う相場がスタートするはずだ。
その時こそ本当の意味での日本経済のテイクオフ(離陸)が始まる。
さて解散総選挙となれば政治家の方々はもちろん世の中が騒がしく忙しくなる。
しかし今のような乱世はどのような立場でも戦いの連続である。
政治家も起業家も厳しい競争に打ち勝ってこそ成長する。
解散総選挙を幕末維新の英雄、坂本竜馬が言ったように「今一度日本の洗濯が必要なのだ!」と考えれば改革の前進であり、株価の一時的な下落を心配することはない。
さーてブログの開始は早くて10月以降になりそうなので最後にチョット近況をお知らせする。
この1ヶ月にインタビュー、ミーティングもしくは会食する機会があった有望新興企業の経営者の方々を以下日程順にリストアップしておきます。
7月11日(月)〜8月5日(金)
以下敬称略
オプト(2389・JQ)鉢嶺登(はちみねのぼる)
アップガレージ(3311・マザーズ)石田誠
フィデック(8423・マザーズ)深田剛
リスクモンスター(3768ヘラクレス)菅野健一
GMOPG(3769・マザーズ)相浦一成
IDU(8922・マザーズ)池添吉則
MCJ(6670・マザーズ)高島勇二
鉄人化計画(5464・マザーズ)日野洋一
船井財産コンサルタンツ(8929・マザーズ)平林良仁
フェイス(4295・東1)平澤創
アルデプロ(8925・マザーズ)秋元竜弥
グッドウィルグループ(4723・東1)折口雅博
Icf(4797・マザーズ)佐藤克
GMOインターネット(9449・東1)熊谷正寿
モック(2363・マザーズ)山田納生房
ワークスアプリケーションズ(4329・JQ)牧野正幸
アガスタ(3330・マザーズ)松崎みさ
レックスホールディングス(2688・JQ)西山知義
フルキャスト(4848・東1)平野岳史
USEN(4842・ヘラクレス)宇野康秀
ランド(8918・JQ)松谷昌樹
以上21社
ご多忙の中、貴重なお時間をいただいて誠にありがとうございました。
今回の注目本
「日経新聞の黒い霧」大塚将司著 講談社
見てみぬふりするか。それとも闘うか。
「起業は楽しい!」西川潔著 日経BP社
21世紀ニッポンの起業家人生入門
「天のシナリオの読み方」藤原直哉著 あ・うん
人知を超えて動く「経済」と「時代」
「俺はどしゃぶり」須藤靖貴著 光文社文庫
青春傑作小説
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