スガシタファイナンシャルサービス株式会社
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菅下清廣プロフィール
  菅下清廣スガシタファイナンシャルサービス株式会社代表取締役社長
 
 
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スガシタの眼〜深層海流を読む 第76回     平成17年07月26日

7月21日、中国人民銀行は人民元を2%切り上げた。
市場の予想は9月頃3〜5%の切り上げというのが大方の読みだったから、予想外に早く、小幅の切り上げと成り、外国為替市場では意表を突かれた形となり、円が急騰した。株式市場でもサプライズとなり、平均株価は続落した。
平均株価はまさにデフレの壁1万2000円目前の攻防戦から撤退(下落)を余儀なくされた。

新興市場もそれぞれ過去の高値近辺に迫っていたため、このまま下落すると7月高値が戻り天井になってしまう。そうなれば昨年の株価の動きとほぼ同じで春先に一番天井、7月に二番天井で今年の株高トレンドは終わり、8月以降年末にかけて調整局面というパターンになってしまう。
ただし人民元切り上げの影響は一時的で大きな変化はないというのが大勢だが?!果たして今年も昨年と同じような株価形成になってしまうのだろうか。

7月25日から始まる第4週、8月第1週にかけての株式市場の動きは要注意だ。今年後半の株価の行方を決定しかねないからだ。先週末、ジーモード(2333JQ)との提携を発表したガンホーオンライン(3765ヘラクレス)が急騰したが、再び上昇開始するかどうかも相場の強さを占う有力な手がかりだ。また6,7月に上場されたIPO銘柄の値動きも相場の行方を左右する。

雑誌宝島の今月号に"新興生活産業関連銘柄"としてスガシタ銘柄を掲載している。
その中のリンクセオリー(3373マザーズ)が強い。物色対象が内需関連にも広がっている。
だが、例年7月下旬から8月の株式相場は軟調になりがちだ。早めに株を手仕舞って夏休みを取ったほうがよいかどうか見極めるタイミングが近づきつつある。
ただ一方で石油価格は上昇し、テロが続発する中で、日本の株価は底固い展開とも言える。
8月中旬までには参議院で郵政民営化法案の採決がある予定だ。
否決となれば小泉首相が衆院解散総選挙と打って出るハラづもりと伝えられている。
いわば今の日本経済は内憂外患の危機にあり、本来なら株価暴落しても不思議ではない。
そのような波乱含みの中で、日本の株は踊り場を脱して新たな株価上昇トレンドに向かおうとしているのか、まだまだデフレの壁を乗り越えられず一進一退の横ばい相場が続くのか見通しの難しい局面にきている。
しかしどちらにしても2〜3年先を考えればニッポンのデジタル情報革命の開花を買う相場がやってくるはずである。
その先がけとなる主役(ヒーロー)は誰か。
サイバード(4823JQ)かACCESS(4815マザーズ)、ジーモードかガンホーオンラインか。 はたまたインデックス(4835JQ)か。あるいはちょっと懐かしいワコム(6727JQ),フィールズ(2767JQ)やネットビジネスの最先端にいるGMOインターネット(9449東2)、GMOペイメントゲートウェイ(3769マザーズ)、サイバーエージェント(4751マザーズ)、オプト(2389JQ)などにも期待したい。

Sugashita Financial Service Ltd.