スガシタの眼〜深層海流を読む 第65回 平成17年02月08日
今年は恒例の赤坂日枝神社への参拝は1月7日とやや遅め。何かと忙しい一ヶ月が過ぎたと思ったら週末から風邪を引いてしまった。「風邪は万病のもと」と古来言われ、運の落ちはじめである。筆者は長年、相場の世界に身を置いていることから"運"や"ツキ"は大変重視している。昨年は10月中旬に風邪を引いて一日寝込んでしまったが一度も風邪を引かない年のほうが多い。
今年は年初から風邪を引くとは要注意。まずスケジュールが過密になっている。今週からはおもいきって、大半の夕食をキャンセルして体調回復に努めたい。
さて、今年の株式市場は一昨年末に解説したように"さる申とり酉騒ぐ"の年である。来年は"いぬ戌笑う"と易学上からも株価上昇の暗示がある。
今年は景気も株価も踊り場。堺屋太一氏の言う"二軸両極化"現象が一層進むものと予感する。つまりタテ軸は上にデフレの勝ち組・業績好調企業。下にデフレの負け組・業績不調企業。ヨコ軸に左は兼売低価格、右に高級高価格と日本社会は二極分離しているというわけだ。分かりやすく言えば安売り競争にしのぎを削るものと高技術やブランドによって独占的な利益を上げているものとに分かれている。(以上:堺屋太一著「ブランド大繁盛」NTT出版 引用)
さて、先週は三井住友銀行の不良債権額の増大を嫌気して大手銀行株は軒並み下落した。やはり不良債権処理は一朝一夕には進まずというところか。そうなら一層旧来型企業(オールドエコノミー)売りの新興企業買いというパターンに拍車がかかりそうだ。しかし新興株も昨年クリスマス前後に底入れしてから急反発。マザーズ指数はすでに2000ポイントと半値戻しの水準に達しており、そろそろ調整局面があっても不思議ではない。むしろ微調整を入れて春先に向かって再び上昇開始というのが望ましい。
最後に相場師の五条件というのがありますので、ご紹介しておきます。
- とにかく、健康であること
- 決断力があること
- 理論と感情が理解できること
- 孤独を恐れないこと
- 家族の理解があること
以上 (「格言で学ぶ相場の哲学」鏑木繁著 ダイヤモンド社 を参考に致しました。)
<今週の注目の本>
「八百長経済大国の最期」ベンジャミン・フルフォード著 光文社
「ヤクザ・リセッションさらに失われる10年」 ベンジャミン・フルフォード著 光文社
「未来ビジネスを読む」浜田和幸著 光文社
注:前回の「黒皮の手帳」は「黒革の手帳」の誤記
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