スガシタの眼〜深層海流を読む 第64回 平成17年01月25日
1月1日放映の「ワザあり!菅下清廣の株式道場」、(スカイパーフェクトTVの766チャンネル)で、新年は「気分一新」相場となって、新興市場、中小型株が急騰すると予想した。
また昨年末に発売された「ダイヤモンド株データブック」の巻頭でも「平均株価は一進一退が続くが新興市場は反騰する!」という相場観を掲載した。
昨年12月26日付けで株データブックのインターネット上で推奨した5銘柄は以下の通り。
一ヶ月で値上がりを目標にした銘柄2つ。GDH(3755 マザーズ)、ダイキサウンド(3350 ジャスダック)、三ヶ月目標が3つ。ACCESS(4813 マザーズ)、サイバード(4823 ジャスダック)、ネクシィーズ(4346 東1)。
おかげで、ネクシィーズをのぞいて残り4銘柄は年末年始から大幅上昇。
また「ワザあり!」の番組の中で毎回ゴールデンカンパニー(金の卵)として中・長期的に伸びそうな新興企業を紹介するコーナーがあるが新年最初の銘柄はIDU(8922 マザーズ)だったが、この株も直近に急騰している。
将来、値上がりしそうな銘柄をいち早く探して、注目株として推奨するのはなかなか難しい。
予想が的中すればよいが、発表後急落したり、ストップ安になったりすると責任を感じる。
あくまで参考にということで投資は自己責任というのが、この世界の常識だが推奨する限りは、100%の的中率を目指したい。
なぜテレビや雑誌で連載を続けているかというと、一人でも多くの個人投資家に株式投資に興味を持ってもらいたいからだ。
日本人の大半がほとんど0%に近い金利で資産運用しているというのは、いかにも情けない。
銀行は自分の資産を安全管理してもらうところで増やすところではない。
おまけに今年の4月からはペイオフ開始で、もはや銀行といえども安全とは言い切れない。
だから、個人の一人ひとりが株のプロを目指す時代がやってきている。
ネット取引が大盛況になっているのは、そのような世の中の流れを反映しているからだ。
株が上がれば、景気が良くなり、みんなが幸せになる。そのためには魅力あふれる経営者、デフレでもどんどん儲かる企業が多数出てこなければならない。
松下、NEC,富士通、トヨタなどの大企業は今でも素晴らしい会社だが、もはや成長力に限界がある。その点、新興3市場の勢いのある会社は規模も小さく、何かと未熟だが、"アッ"と驚く成長性がある。わずかの間に利益が何倍にもなったり、1対100などという想像を絶する大幅株式分割をいとも簡単にやってのける。今年も新興企業が日本経済をけん引し、株高をリードすることだけはまちがいない。
<今週の注目の本>
昨年、松本清張の「黒皮の手帖」がテレビドラマ化されて話題になった。
そこで、年末に清張作品を久しぶりに読んでみた。
「彩霧」、「花氷」、「彩り河」いづれも銀行、証券、商社などが舞台になった社会派経済小説だ。
かなり前に書かれたものだが今読んでも面白い。梶山季之の「黒の試走車」、「夜の配当」、「赤いダイヤ」なども暇な折に読み直したいと思っている。
ほかに「司馬遼太郎の日本史探訪」、「歴史を考える・司馬遼太郎対談集」なども読んだ。
お正月は経済ものはいっさい読まずスポーツ番組を楽しんだ。
とくに関西アメリカンフットボール、プレーオフ「立命館vs関学」戦のビデオテープを数時間かかって2度も見た。雨中、息づまる熱戦で歴史に残る名勝負だった。
追伸
最後に創業以来7年間無遅刻、無欠勤で頑張ってくれた秘書の平田恵美さんが本年一月付けで円満退社。長年支えてくださった平田さんに、この場を借りて感謝の意を表したい。
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