スガシタファイナンシャルサービス株式会社
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菅下清廣プロフィール
  菅下清廣スガシタファイナンシャルサービス株式会社代表取締役社長
 
 
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スガシタの眼〜深層海流を読む 第63回     平成17年01月11日

年頭初感
新年明けましておめでとうございます。多数の方々から年賀状やメールでメッセージをいただきありがとうございました。まずは書中をもって深く御礼申し上げます。
また、昨年は台風、地震、津波と何かと災害の多い年でしたが、とくに中越大地震、インドネシア、スマトラ島沖大地震・津波で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、年頭ですので気分を一新して平成17年の日本経済の見通しを少しばかり展望してみたいと思います。今年はどんな年になるのでしょうか。
昨年私は年賀状に"2つのDに注目したい"と書きました。デフレが終焉するか、デジタル革命が進行するか。この2つのDが日本経済の行方を決定するといいました。

一昨年にりそな銀行グループが国有化され、昨年はUFJ銀行が東京三菱銀行に統合され、どうやら銀行再編、不良債権処理も最終段階を迎えつつあるようです。
今年はペイオフの完全解禁によって地銀、信金などメガバンク以外の金融機関の淘汰と再編が本格化し、デフレのファイナルラウンドを迎えることはほぼ間違いなさそうです。

一方、デジタル革命は今年も着実に進行し、日本経済復活のけん引役としての役割に拍車がかかりそうです。そこで2005年の東京株式市場のテーマはデジタルとエンターテーメントの融合となります。つまり、デジタル+エンターテーメント=遊(ユ)ビキタス社会の進行。テロや災害が多発する社会情勢の中で人々の心理はますます内向きになり、インドア指向となっています。
そのため、アミューズメント、エンターテーメント周辺のソフトやコンテンツ関連のビジネスは飛躍的に拡大することが予想されます。

特にケータイのコンテンツやインターネットを利用した"遊びビジネス"は有力です。
Eコマース、ネットオークション、各種通販、あとアニメ、音楽、電子マネー、ネット広告などのポテンシャリティー(潜在能力)はちょっと大げさかもしれませんが、無限大といってよいほどです。

日本国内はもちろん、ソウル、上海や欧米のマーケットを日本のアニメや音楽がケータイや映像を通じて席巻するだけでもその成長性は計り知れないものになるはずです。
韓流ブームどころではない、SMAPブーム、スシ、スキヤキブーム、i-mode、着メロ、着うたブームがいつ起こってもおかしくありません。

日本の文化、日本の食(グルメ)、日本のソフト、コンテンツが見直される予感があります。
なぜなら、日本という国にはイタリアやフランスがファッションの世界で持っている"ブランド"があるからです。今年はますます企業も個人もそれぞれの"ブランド"を高めることが成功や幸運を勝ち取るための決め手となります。
それは日本がいよいよデジタルの進化によって本格的な"知価革命"の時代に入ろうとしているからです。
ちなみに、今年の年賀状には"ブランド時代"の到来を予測しました。


<今週の注目の本>
さて、年初注目の本は
「ドラッカーの箴言(しんげん)日本はよみがえる」 (祥伝社)
「ネット革命 新世紀への挑戦 孫正義大いに語る!!」 (PHP)
「日本の景気 −復活の兆はここにある!」嶋中雄二著(角川書店)
以上三冊は、昨年すでに紹介した本ですが、年末年始に再読しました。
1月15は日に虎ノ門パストラルにて立命館大学経営学部校友会東京セミナーを皮切りに東京で3回、大阪で1回の講演を予定していますので、その資料として要所を読み直しました。
新しい本は次回から紹介していきたいと思っています。
では、皆様方にとって本年も幸運な年でありますことを祈念致します。

Sugashita Financial Service Ltd.