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スガシタの眼〜深層海流を読む〜第62回 平成16年12月21日
"ブランド"が勝負!!
新年の年賀状に「スガシタブランド」を目指して人脈、情報のネットワークを拡げてゆく、と書いた。堺屋太一氏の予測した「知価革命」が起こりつつあるからだ。いよいよ知恵とアイディアの時代です。たとえば、今年後半の話題を独占したプロ野球騒動で一躍ナショナルブランドになったのがライブドアの堀江貴文氏。彼は今年の春頃筆者の主催する夕食会にゲストとして出席したことがあるが、十数名いた出席者の大半が彼の名前も会社も知らなかった。しかし時の勢いとは恐ろしいもので今や日本中で彼を知らない人はいない。芸能人並みの人気で自身のブロマイドまで売り出しているという。宣伝効果は100億円の価値があったのではという人もいる。つまり良くも悪くも「ホリエモン」ブランドを確立したといえる。楽天やソフトバンクも同じような効果を狙っているのだろう。いまや誰でも自分のブランドを確立できればとほうもない成功が待っている。韓流ブームもそのひとつで、韓国芸能界は売上が10倍20倍になっているのではなかろうか。エンターテイメントの世界はブランドが勝負というのはいうまでもないが今後は金融を含めてどのビジネス分野でも、"ブランド"が大切だ。どのようなブランドイメージを目指しているかということが個人や企業の"ビッグサクセス"への鍵となる。先日GMO(グローバルメディアオンライン)の社長熊谷正寿氏に招待されて、丸の内のフォーシーズンホテルのEKKIというフレンチレストランで昼食をご一緒にした。彼は最近「一冊の手帳で夢は必ずかなう」(かんき出版)という本を出し11万部も売れベストセラーになっている。2000年ITバブル時には彼の会社の時価総額が1兆円を突破。しかしその後の株式市場の暴落で一時は100分の1以下の80億円近くまで落ち込み地獄を見た。しかし、その大底からはいあがって、業績も株価も完全に回復した。まだ、41歳という若さだが、(もっともIT,ネット系では20代、30代の経営者が多数いる)すでに熊谷ブランドを確立しているように見える。おしゃれな服装が彼の礼儀正しさと知性にうまくフィットしている。ちょっとほめ過ぎかもしれないが好感の持てる経営者だ。オプトの鉢嶺登氏、モックの山田納生房氏、サイバードの堀主知ロバート氏、まだ未公開だがフォーシーズの浅野秀則氏など30代40代に凄いカリスマ性のある若手起業家があちこちにあらわれ始めている。そしてそれぞれが独自のブランドを創ろうとしている。筆者もスガシタと言えば、あれだ!!と呼ばれるブランドイメージの強い仕事を来年はぜひやってみたいと思う。
<今週の注目の本>
「謀略上場 上・下」 クリストファーライク著 土屋京子訳(ランダムハウス講談社)
「小泉純一郎 血脈の王朝」 佐野眞一著(文藝春秋)
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