スガシタファイナンシャルサービス株式会社
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菅下清廣プロフィール
  菅下清廣スガシタファイナンシャルサービス株式会社代表取締役社長
 
 
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スガシタの眼〜深層海流を読む〜第42回     平成16年02月24日

日露開戦百周年に想う 今年は日露開戦百周年にあたる。といっても知らない人も多いと思うが…。
百年前の2月4日、時の日本政府は明治天皇の御前会議において、対ロシアに国交断絶を決議する。直後に東郷平八郎連合艦隊司令長官に出撃命令が下る。「皇国の興廃比の一戦にあり、各員一層奮励努力すべし」という有名な檄(ゲキ)とともに旗艦三笠の艦上に「Z旗」がひるがえった。2月9日にはロシアより宣戦布告。翌10日には日本が対ロシアに宣戦布告した。その後の旅順攻撃。203高地の攻防。旅順だけで6万人の戦死者を出した。陸軍の奉天大会戦でのきわどい勝利。日本海海戦における海戦史上稀有の奇跡的な大勝利によって日露戦争は終る。司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」によって国家の命運を賭けた戦いが大河ドラマのごとく描かれている。「坂の上の雲」が産経新聞に連載されたのが1968年から72年。丁度筆者は大学を卒業して社会に出たところであった。「毎朝新聞がやってくるのが待ち遠しい。これからの自分の人生を鼓舞するのに役立った。日本という国家の青春期の苦難と希望がこれからの自分の人生と二重写しになった。"開戦へ"という章で児玉源太郎(のちの満州軍参謀総長)が財政難を理由に開戦に反対する財界の大御所、渋沢栄一を前に「今立たなければ手遅れになる。日本はいずれロシアの属国になってしまう。」と涙を流して説得する場面は今でも胸が熱くなる。各メディアが日露戦争の特集やコラムを組んでいるが、特にその中で産経新聞、皿木喜久氏による「日露開戦から100年 国民の戦争」が興味深い。また、讀賣新聞でも「現代に生きる日露戦争」と題して特集を始めた。この機会に国運を賭けて戦った明治の群像や幕末維新のダイナミズムをできるだけ多くの人に知ってもらいたい。「ラストサムライ」が世界的な大ヒットとなり、NHKの大河ドラマでは「新選組」が好評だ。できれば日露開戦百周年を記念して「坂の上の雲」を映画化してもらいたい。あるいは来年のNHK大河ドラマは「坂の上の雲」というのはどうだろうか。さて今日は読者の方々のナショナリズムの琴線にふれる話題を提供したつもりですがいかがでしたでしょうか。

-閑話休題-

先週金曜日、東京港区西麻布の交差点近くにオープンするおしゃれなレストラン「RIKAZ」のパーティーに出席した。料理も室内のデザインも個性的でリカとカズミという共同経営者のお二人の素敵な女性のテイストが伺われた。宮田和美さん、ご招待ありがとうございました。皆さんも是非一度お立ちより下さい。

<今週注目の本>
当然、日露戦争に関わる本を何冊かご紹介しよう。
「海の史劇」吉村昭著(新潮文庫)
「ポーツマスの旗」吉村昭著(新潮文庫)
「ツシマ」バルチック艦隊の潰滅 ノビコフ・プリボイ著(原書房)
「ロシヤ戦争前夜の秋山真之」明治期日本人の一肖像 島田謹二著(朝日新聞社)
「坂の上の雲」司馬遼太郎著(文藝春秋・文春文庫)
「ツシマ」はロシアバルチック艦隊・戦艦オリョールの一水兵ノビコフ・プリボイの戦記であり、ロシア側から見た日本海海戦の記録としても興味深い。

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