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スガシタの眼〜深層海流を読む〜第19回 平成15年3月11日
3月7日、東京株式市場はほぼ全面安となりまたまた安値更新となった。なんと20年ぶりの安値である。
平均株価は8000円の大台割れ目前となり、まさに風前の灯だ。
東証1部上場企業は約1500余社、そのうちの9割の株価が下落した。
株価下落の理由は米英によるイラク攻撃迫る!?
だが、それ以外にも小泉内閣の経済政策の失政に対する失望売りもある。
昨年10月竹中平蔵氏が金融相を兼任して以来、銀行株の急落が止まらない。
メガバンクの株価が高値から10分の1になっている。
国際情勢不安よりも銀行株不安のほうがダメージが大きい。
竹中ショックが株式市場では今も続いているということだ。
最近の大手メディアの内閣支持率の一部の調査では不支持が支持を上回るようになった。
特に小泉首相の評価も大きく変わった。何でも丸投げする。二枚舌で言うことがコロコロ変わると不評だ。
野党から国会で何一つ公約を守っていないじゃないかと詰問されると
「公約を破ることなどたいしたことではない」と答弁して大いに信用を失った。
さすがにこの失言には後に陳謝したが、おそらく本音の発言だろう。
らいおんハートの小泉さんには誰もがガッカリしているだろうが、
一番の問題は外交や金融経済に精通しているとは思えないことだ。
特に経済問題に関しては、本人がわかっていないのだから日本の景気を良くすることも出来ないし、
株価が上がるような政策を取ることも出来ない。
このままでは小泉・竹中コンビで日本はいずれ金融危機を迎えることになる。
直近の株価暴落はその予兆だ。相場世界に「夜明け前はもっと暗い」という格言がある。
これだけ株が下がり、大不況になればそろそろ日本経済の大底が見えてくるはずである。
しかし「小泉首相が存在する限り日本の夜明けはないだろう」と連載中のダイヤモンドZaiの株データブック2月号(季刊誌)で予想したがまさにその通りとなっている。
今後も経済の凋落と社会の混迷が増大するばかりだ。
しかし、悲観ばかりしていても始まらない。こういう時代はそれなりにチャンスもあると頭を切り換えるしかない。いわば戦国動乱の時代に突如織田信長という英雄が現れたようにヒーローやとんでもない成功者が出てくる時代でもある。当分、有能な政治家や国家のリーダーが登場するまで社会の混乱は続く。
その間、一人一人が自分の智恵と度胸で乗り切るしかない。
価値観が激変する世の中だからボンヤリしているとあっという間に負け組みになる。
その一方でちょっとしたアイデアで大成功する人もいる。よいアイデアが浮かぶように面白い本を読んだり、気分転換になるような映画を見るように心がけましょう。
<今、見たい映画>
「007 ダイ・アナザー・デイ」、「ロード オブ ザ リング・2」、「ギャング オブ ニューヨーク」、「トリプルX」
他に面白い映画があったら是非教えて下さい。
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