スガシタファイナンシャルサービス株式会社
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菅下清廣プロフィール
  菅下清廣スガシタファイナンシャルサービス株式会社代表取締役社長
 
 
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スガシタの眼〜深層海流を読む〜第16回     平成15年1月28日

今回は、兜町の相場名人と新春の株式相場を占うということで対談いたしました。

筆者「新春の株価の動きをどのように予測されていますか。またどんな銘柄が上がりそうですか。」
名人「今年は下りの列車と上りの列車が交錯する年となりそうです。淘汰・再編などリストラをすすめる企業群、下りの列車と新興市場を中心としたデフレの勝ち組み企業、上りの列車が株式市場を交差する。強弱観が対立する。そしてしだいに長いデフレのトンネルを抜けようとする。そのような株価の動きを予測します。
筆者「デフレの勝ち組みの条件は何ですか。」
名人「時間を制覇する企業です。つまりかつては人々は都市の中心部にある百貨店に出かけてショッピングした。そのうち近隣の駅前に現れたスーパーで買い物するようになった。今や自宅に隣接するコンビニで物を買うようになった。さらに自宅でインターネットを通じてe-ショッピングやオークションを楽しむようになった。つまり時間を制覇したビジネスが次々と出現しているわけです。」
筆者「なるほど、それではIT(情報通信)産業が現在も有望であり、IT革命、時間制覇の革新が続いているわけですね。」
名人「その通りです。ですからヤフーやソフトバンクの株価からは目が離せないわけです。また80年代のバブル経済崩壊のダメージを受けていない新しい企業群、ジャスダックでいえば90年代以降に上場された新興企業の中から明日の日本経済を牽引するヒーローが生まれてくるはずです。」
筆者「バブルに直撃されなかった新しい世代の人々に率いられた新成長企業、それさえわかれば今年の株式投資にはチャンスがある。また、新興市場だけではなく、下りの列車の中にもリストラに務め経営革新に成功した企業、例えば日産自動車や技術力で再評価された企業、デジカメのミノルタやノーベル賞受賞の島津製作所、あるいは秀でた経営力やマーケティング能力で勝ち残っている企業、花王、トヨタ、キャノンなどもまだまだ元気です。」
名人「とにかく、日本は民間企業のほうはしっかりしているのだからメガバンクや日銀、政府が言葉だけでなく効果的な政策を実行さえすれば夜明けは近いと断言できます。」
筆者「では、今年こそ"夜明け前がもっとも暗い"という相場格言に期待しましょう!!」

<今週注目の本>
菅下清廣著「株で儲かる人の30の約束」中経出版 (2003年1月発売)
自分の本の宣伝で申し訳ありませんが、今まで出した本の中で一番読み易く分かり易い本です。株に限らず生活に密着する経済全般について私の考え方を解説しています。是非ご一読いただき、感想をお聞かせ下さい。

Sugashita Financial Service Ltd.